インドネシア元大統領夫人という経歴を持ち、日本のテレビでも強い物言いでおなじみのデヴィ夫人。
そのすぐそばで動いていた“元マネージャーの女性”が暴行被害を受けたと報じられ、「あのスタッフは一体どんな人だったのか?」という疑問が残ったままになっています。
2026年10月6日、東京地裁はこの件を含む2件の暴行罪で、デヴィ夫人に求刑どおり罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。
それでも、これまでの報道や歴代マネージャーの経歴、過去の求人情報を合わせていくと、名前が出ていなくても「どんな立場で、どんな現場にいた人なのか」はかなり見えてきます。
この記事では、元マネージャーの女性について、歴代マネージャーの顔ぶれから見えるリアル、また、今回の事件がその延長線上のどこで起きたのかをわかりやすくまとめました。

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元マネージャーの女性は誰なのか?判明している人物像

メディアが伝えている「事実」のほう
まずは、大手メディアやニュースサイトが伝えている範囲だけを整理します。
■所属:デヴィ夫人の個人事務所「オフィス・デヴィ・スカルノ」に在籍していた当時のマネージャー。
■性別と年代:女性で、事件当時は30代と報じられています。
■事件当日の状況:2025年10月28日の深夜、渋谷区の動物病院に夫人より先に到着していた。
■愛犬の急変・死亡をめぐる病院とのやりとりの中で、夫人と病院側の間に入って仲裁役をしていた。
■被害の内容:デヴィ夫人から「殴る」「蹴る」などの暴行を受け、 首の捻挫や腹部打撲など、全治2週間程度の怪我を負った。
■事件後の動き:その後、事務所を退社。2025年11月に警視庁へ被害届を提出。2026年1月、デヴィ夫人が傷害容疑で書類送検。
ここまでは、複数の大手メディアがほぼ共通して報じている部分です。
あえて伏せられている情報と、その理由
一方で、はっきりと「出ていない」情報もあります。
・元マネージャー女性の氏名
・顔写真・SNSアカウント
・具体的な前職・学歴・家族構成 など
これらは、いわゆる「身バレ」に直結する要素ですが、大手メディアはどこも一貫して伏せています。
理由はシンプルで、この女性が一般人だからです。
加害側のデヴィ夫人は、長年テレビに出続けてきた著名人。一方で、マネージャーは「芸能界の中の人」ではありつつも、表舞台に立つ前提ではないスタッフです。
被害者が一般人の場合、実名報道は二次被害のリスクが非常に高いため、メディア側も慎重にならざるを得ないのでしょう。
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歴代元マネージャーから見るデヴィ夫人のそばで働くということ

このデヴィ夫人の元女性マネージャーが「誰なのか」は分からなくても、どんな世界で働いていた人なのかは、これまでの情報からある程度イメージできます。
ここでは、実名が分かっているデヴィ夫人の元マネージャーたちや、過去の求人・トラブル報道から、デヴィ夫人のマネージャーという仕事の輪郭をなぞってみます。
名前が分かっている“元マネージャー組”
まずは、本人の活動やインタビューから、デヴィ夫人との関係が語られているケースです。
元マネージャー① トニー海渡さん

引用元:(株)ルトワInstagram
- 現在は、男性美容家として表参道でエステサロンを経営し、 IT事業会社「株式会社ルトワ」の社長。
- もともと夫人の古い友人で、その流れから数年間マネージャーを担当。
- 現在のビジネスネーム「トニー海渡」は、デヴィ夫人が命名。
- マネージャーを退いたあとも、プライベートで交流のある近い関係が続いている。
デヴィ・スカルノ夫人のマネージャー(旧来より友人関係にあったときに、ある日、ご本人よりご相談を受けたことと、自身の活動の幅を広げるために快諾し数年サポートをしていました。)をしていた時期があり、それまで本名で活動していましたが、夫人からのアドバイスと命名によりトニー海渡として活動を始めました。
「雇用主と従業員」というより、かなりパーソナルな距離感で支えていた時期があったことがうかがえます。
元マネージャー② 徳本修一さん

引用元:徳本修一Instagram
- 現在は鳥取県鳥取市で「トゥリーアンドノーフ株式会社」を営む米農家。
- 経歴がかなり異色で、消防士、芸能マネージャー、歌手、ITベンチャー役員、そして農業へ と、いくつもの職種を渡り歩いてきた人物。
消防士を辞めて上京した25年前、ちょうどデヴィ夫人が日本でテレビに出始めていた頃で、ラッキーなことにご縁があり、1年半くらい現場マネージャーとして従事させていただいた。最初の半年くらいは雑用係として何でもやった。ある時から、海外ロケ含め、あらゆる現場に彼女が連れて行ってくれるように…
— 徳本修一|I AM A FARMER (@tokumoto1122) October 16, 2024
ここまで職種をまたいだキャリアを持つ人が「マネージャーも経験しました」とさらっと語るあたりからも、変化に強く、タフで、多少の無茶ぶりにも耐えられる人でないと務まらない現場なのだろう、と想像できますよね。
もちろん、今回の事件で被害を受けたという元女性マネージャーと、これらの人物は別人です。
ただ、「歴代マネージャー像」の一部として参考になる例ではあります。
求人情報から見える「スーパーマン仕様」のマネージャー像

引用元:X
一部のネット情報では、過去に出ていたとされるデヴィ夫人のマネージャー募集要項をもとに、求められるスキルの多さが指摘されています。
- 英語力(少なくとも日常会話レベル、場合によってはビジネスレベル)
- パソコン・ITスキル、動画編集スキル
- スケジュール管理、現場での段取り
- ギャラ交渉や契約まわりの調整
- 海外出張への同行 など
ざっくり言うと、秘書・広報・通訳・制作進行・マネージャーを全部まとめて1人でやるようなイメージです。
マネージャーとして求められるもの
また、過去の応募者には、東京大学や京都大学といった難関大出身者もいた、というエピソードも語られています(ここはあくまで関係者や個人ブログの情報として)。
本当にその通りだとしても、おそらくそれくらいの学歴・スキルを持った人でないと、
国際的な活動歴のあるデヴィ夫人のスピード感や要求水準に、現場でついていくのは難しいのでしょう。
トラブルの多さと、板挟みのしんどさ
一方で、労働トラブルや現場での衝突も、これまでもたびたび報じられてきました。
- 元マネージャー女性たちによる、不当解雇や給与未払いをめぐる裁判・訴訟。
- 2025年2月には、別の事務所スタッフに対してグラスを投げつけた疑いで、デヴィ夫人が書類送検された件もあった。
これらの出来事がすべて同じ文脈で語れるわけではありませんし、一部は当事者同士の主張が食い違っているケースもあります。
ただ共通して見えてくるのは、
- 「外への顔」と「内側の関係性」のギャップ
- クレーム対応の矢面に立つスタッフの負担
- 感情と仕事のスイッチが、どこかでうまく切り替わらなくなる瞬間
…といった構造的なしんどさです。
外から見ていると「またトラブルか」と感じがちですが、間に立つマネージャーからすれば、“クレーム処理”と“身内への気遣い”を同時に回すポジションでもあります。
正直、胃薬が手放せないタイプの仕事だろうな、と思わざるを得ません。
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判決のもう1件は元秘書への暴行!飲食店で何が?

罰金20万円の判決で裁かれた暴行は2件で、動物病院のマネージャーの件とは別に、元秘書の女性への暴行も含まれていました。
1件目は2025年2月、渋谷区の飲食店でのことです。デヴィ夫人が、当時事務所で働いていた女性におしぼりやシャンパングラスを投げつけたとされ、毎日新聞は動物愛護をめぐる発言がきっかけだったと伝えています。
この件で、デヴィ夫人は2025年4月に暴行容疑で書類送検されていました。報道ではこの女性を「秘書」「アシスタント」「女性従業員」と呼び分けていますが、事務所で働いていた一般の女性で、名前は伏せられています。
9月の公判では、この女性の陳述書も読み上げられました。事件後もうそつき呼ばわりされるなどして、心の傷は深刻だと訴えています。
デヴィ夫人は6月の初公判で、起訴内容をおおむね認めて反省の言葉を述べていました。ところがその後の裁判では、グラスは投げていない、殴る蹴るはしていないと話すようになります。
判決はこの点にも触れたうえで、元秘書とマネージャーの話は信用できるとして暴行を認めました。
「被害者らが厳しい処罰感情を示すのも無理もない」として、デヴィ被告に求刑通り罰金20万円を言い渡しました。
引用元:テレビ朝日系(ANN)
それでも判決の当日、デヴィ夫人は電話取材にシャンパングラスは投げていないと答えています。
初公判の反省と判決当日の言い分が、どうにもかみ合っていません。
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あの夜、動物病院で何が起きていたのか

2025年10月28日の深夜、渋谷区の動物病院で、デヴィ夫人がそばにいた女性マネージャーに暴行を加えました。
愛犬の急変で駆けつけた夜に
発端は愛犬「太郎」の急変でした。病院に先に着いていたのは2人のマネージャーで、そのうちの1人が容体の確認や病院とのやりとりに追われていました。この女性が、今回の「元マネージャーの女性」です。
後から駆けつけたデヴィ夫人は、処置や説明をめぐって病院側に強く抗議。「このカネ儲けー!」「犬を殺した!」と声を荒らげ、ハイヒールが折れるほど取り乱したとも報じられています。
ところが、その矛先は病院だけでなく、止めに入ったマネージャーにも向かいました。報道によると、首の捻挫や腹部の打撲で全治2週間ほどのけがを負ったとされています。
書類送検から罰金20万円の判決まで
女性はその後事務所を退社し、翌月に被害届を提出。2026年1月23日に、デヴィ夫人は傷害容疑で書類送検されました。
その後、暴行罪で起訴され、2026年10月6日に罰金20万円の有罪判決が出ています。弁護側は、事件後に出演キャンセルが相次ぎ、約9000万円の損害を受けたと主張していました。
スタッフとのトラブルはこれだけではなく、元従業員との裁判で約2900万円の支払いを命じられたこともあります。
愛犬を失ったショックを理解する声もあるでしょう。ただ、立場の強い人が感情をぶつけたとき、その矛先を一番受けやすいのは、いちばん近くで支えている人たちです。
デヴィ夫人の強い個性のそばで働くことが、どれほどのタフさとリスクを伴う仕事なのか。罰金20万円の判決は、その現実をあらためて突きつける形になりました。
