大谷翔平さんの通訳として2024年に一躍名前を知られるようになったウィル・アイアトンさんが、2026年3月にインスタグラム・YouTube・TikTokと3つのSNSを立ち上げ、その初投稿がスポーツメディアを中心に大きく報じられました。
動画でいきなり「WBC2026に侍ジャパンの戦略スタッフとして加わる」と報告したため、インスタのアカウントを知りたい人と、WBCでの役割を知りたい人が一気に増えた形です。
通訳というイメージが強い方ですが、実際には野球選手・通訳・データ分析と三つの顔を持つ、かなり面白い経歴の持ち主なんです。
ウィル・アイアトンさんのSNS初投稿について詳しくお伝えしていきます!

ウィル・アイアトンがインスタなどのSNS開設し初投稿が話題‼
2026年3月、アイアトンさんはインスタグラム・YouTube・TikTokの3プラットフォームを一気に開設しました。
日刊スポーツ(Yahoo!ニュース配信)がその開設を報じており、スポニチも初投稿動画の内容を具体的に伝えています。
SNSを始めるにあたって、アイアトンさんが動画の冒頭で語ったのがこの言葉でした。
「皆様にご報告があります」「ソーシャルメディア初投稿になるので、まずは報告があります」「WBC2026年に侍ジャパンの戦略スタッフとして雇われます」
引用元:スポニチ
自己紹介代わりの最初の動画で、侍ジャパン参加という大きな報告をSNS開設のタイミングに合わせてきたとすれば、なかなかの戦略家ですよね。
アカウントについては、なりすましが存在する場合もあるため、慎重にした方がいいでしょう。
公式アカウントを貼っておきます。
ウィル・アイアトンのWBCでの役割は「通訳」だけじゃない

ウィル・アイアトンさんに関して「大谷翔平の通訳の人」ということ以外まだあまり馴染みがない方も多いかもしれません。
アイアトンさんが「侍ジャパンで何をする人なのか」をちゃんと知りたい人も多いでしょう。
FNNはアイアトンさんの侍ジャパンでの立ち位置を次のように明記しています。
「主にデータ分析班としてチームを支える」
引用元:FNNプライムオンライン
スポニチの報道でもアイアトンさん本人が「戦略スタッフ」という言葉を使っており、2つのメディアが伝える内容を合わせると、「通訳」より「分析・戦略のプロ」として侍ジャパンに加わっているというのが正確な理解だと思います。
「データ分析班」って実際には何をする人?
聞き慣れない肩書きなので、少し噛み砕くと、データ分析班とは対戦相手の投手・打者の傾向を細かく分析し、「このピッチャーには外角のスライダーが有効」「このバッターはインコースに弱い」といった情報を、首脳陣や選手が判断しやすい形に整理する役割です。
試合の勝ち筋をデータで作っていく、いわば“裏方の戦略家”です。
なぜアイアトンさんが選ばれたのか?
Full-Countの取材によると、アイアトンさんはドジャース在籍中、編成部で「選手育成・能力開発の主任」を務め、取材に対してこう語っていました。
「データ分析や動作解析、最新のテクノロジーがあるのですけど、それをメジャーの選手が使いやすいようにサポートするのが仕事です」
引用元:Full-Count
日本語と英語が話せるバイリンガル、プロを目指していた野球経験者、そしてメジャーで培ったデータ分析の知識。
この三つが揃った人材はそうそういません。
侍ジャパンにとって、日本語で選手とコミュニケーションを取りながらデータも扱える人材は、相当心強い存在のはずです。
東京育ちからハワイ・メジャーへ 経歴をたどると腑に落ちる
アイアトンさんの歩みを追っていくと、なぜこれほど多面的な人物になったのか、自然と理解できてきます。
1988年12月21日、東京生まれの現在37歳。
区立小学校に通っていたものの、3年生からインターナショナルスクールへ転校して英語を習得し、バイリンガルとして育ちます。
高校はハワイへ渡りました。
「将来メジャーリーガーになりたい」という夢があり、アメリカ生活に慣れるための選択だったと、本人がSNS初投稿の動画で語っています。
大学はカリフォルニア州(途中転校あり)を経て、最終的にメンロー大学を卒業。
野球も続けていた彼は、母親がフィリピン出身だったことから、第3回WBC(2012年)の予選にフィリピン代表の選手として出場します。
その後、レンジャーズ傘下のマイナーリーグでプレーし、レンジャーズとヤンキースでのインターンも経験。
2016年からドジャースに在籍して、前田健太さんの通訳を務めました。
そして2024年3月、水原一平さんがドジャースを解雇されたことで、大谷翔平さんの通訳代役を急遽務めることになります。
Full-Countによれば、開幕第2戦からアイアトンさんが代理を担うこととなりました。
水原氏が解雇に…第2戦からはアイアトン氏が代理を務める予定
引用元:Full-Count
東京→ハワイ→米本土→ドジャース→侍ジャパン。
この導線を見ると、「夢があって、言語があって、野球経験があって、データの知識もある」という今の立ち位置は、偶然でも何でもなくアイアトンさんが自分で切り開いてきたキャリアを積み上げてきたものだとわかります。
これだけのキャリアを持つすごい人だったんだと初めて知った方も多いのではないでしょうか?
単純にとてもカッコいいうえに、頼りになりますよね!
実は吉本興業にいたこともあるSNSが楽しみになる人!
最後にもう一つ、アイアトンさんを語るうえで外せないエピソードがあります。
2024年に水原一平さんの問題が発覚したとき、大谷さんの会見でアイアトンさんが通訳を務めたことで、一気に注目が集まりました。
そのタイミングで、2015年のオフに元メジャーリーガー・石井一久さんのYouTubeチャンネルに出演した過去の映像がSNS上で拡散され、再び話題になります。
2015年シーズンのオフに元メジャーリーガーで前楽天監督の石井一久さんのYouTubeチャンネルに出演した際の様子。自身の来歴を流ちょうな日本語で語るなど軽快なトークを披露し、同年に吉本興業(当時はよしもとクリエイティブ・エージェンシー)に入社していたことが明かされると、司会のダイノジ・大谷ノブ彦さんから「自分、後輩やん」とツッコまれる場面もありました。
引用元:ねとらぼ
動画のコメント欄には「めっちゃええヤツ」「今とかわらん」という声が多数寄せられており、当時からキャラクターは変わっていないようです。
吉本に在籍していた過去まで出てくるとなると、「スポーツの現場にいながら、どこか人を楽しませることが好きなタイプ」なのかもしれませんね。
今回のインスタなどSNS開設で、自身のことや、アイアトンさんならではの目線から選手の素顔もたくさん見れそうで期待が高まります。
WBC2026の侍ジャパンがどんな戦いを見せてくれるのか、そのデータの裏側にアイアトンさんの仕事があると思うと、試合の見方もちょっと変わってくるかもしれません。

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