元TOKIOのメンバーとして一時代を築いた山口達也さん。
2018年のスキャンダルによるTOKIOとジャニーズ事務所脱退を経て、最近では講演会に登壇し、企業や自治体で危機管理やメンタルヘルスをテーマに語る姿が話題になっています。
この記事では、そんな山口達也さんの「年収」にフォーカスし、全盛期の高額ギャラから収入ゼロ時代、そして復帰後の現在までをわかりやすくお伝えします。

山口達也の現在の年収

■ 山口達也
■ 1972年1月10日生/53歳
※2025年現在
■ 埼玉県草加市出身
■ 167㎝
■ 株式会社山口達也 代表取締役
山口達也さんが芸能界を事実上引退したのは2018年5月6日。
TOKIOとジャニーズ事務所へ辞意が受け入れられたことで契約解除となりました。
それから7年の月日が経ち、山口達也さんは現在どのような収入で年収はどのくらいになるのでしょうか?
治療を続けながらの会社設立

私がこの度患っている「アルコール依存症」は、完治しないと医師に宣告されました
この病気と一生付き合って行こうと決めました
この病気を克服する方法はただ一つ、
「アルコールを一生一口も飲まない」事です
山口達也さんは、アルコール依存症に加え双極性障害(躁うつ病)も患っていたことを、複数の報道や本人コメントを通じて明かしています。
現在もその治療を受けながら、その後、各方面のカウンセラー、アドバイザー、インストラクター資格を取得し、2023年3月19日に「株式会社山口達也」という会社を設立し代表取締役として就任しました。
自身のアルコール依存症の経験やタレント活動経験を活かし、同じように苦しんでいる人に向けて企業や施設などを中心に少しでも寄り添えるような講演活動を行っています。
こちらが、公演活動を続けている2025年6月25日現在の山口達也さんの画像です。

現在の山口達也さんの年収のメインはこの株式会社山口達也の講演活動によるものと思われます。
とても元気そうなお顔ですね!精力的に活動されており、毎日謙虚に感謝しながら活動されている様子がXの投稿からも見られます。
講演活動のリアルな収入
松本北和会安全管理委員会
— 山口達也 (@yamaguchi_inc) June 20, 2025
安全衛生大会 にて
「セカンドチャンスを目指して」をテーマにお話させていただきました
チャンスは何度でも、さまざまなカタチでやってくる
掴むためにはどうすればいいのか
そのためにどう心を整えたらいいのか
私の話が参考になれば幸いです… pic.twitter.com/me9qT9GiMZ
「株式会社山口達也」は設立時の2023年から現在の2025年にかけて、活動の認知度が上がったことで徐々に講演件数が増えています。
2025年現在ではHPで確認すると月5回から10回ほど、少なくとも平均8回は講演を行っていると思われます。
現在の山口達也さんの公演活動の詳細は、相場から考えると1回あたりのギャラは30万円~60万円くらいと推定されます。

● 講演テーマ:依存症予防・危機管理
● 頻度:月5〜10回程度
● 1回あたりのギャラ:30万円〜60万円(推定)
ここから算出される年収の推定年収額は次の通りです。
主な収入源:講演活動、依存症関連セミナー
根拠:月5〜10回の講演 × 30〜60万円/回
推定年収額 3,000万円〜4,000万円
メインの収入はこの株式会社山口達也からであり、単発として何かの企業側からのお仕事があるかもしれませんが、それが継続案件としての仕事の可能性は現時点では低いと思われます。

山口達也の年収が激変した4つの時期

山口達也さんの人生においての年収激変時期は大きく4つの時期に分けられます。
①TOKIO全盛期の年収(2000年代〜2018年)

山口達也さんの全盛期であるTOKIOの頃の番組出演の収入はこのようなものだったとNEWSポストセブンで報じられています。
● ZIP!』(日本テレビ):1本90万円
● 『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ):1本120万円
● レギュラー番組:合計5本のレギュラー番組を持っていた
山口さんにはテレビのレギュラー番組が5本ありました。なかでもソロで出演していた『ZIP!』(日本テレビ系)は1本90万円、『幸せ!ボンビーガール』(同)は1本120万円と高額なギャラを稼いでいました
引用元:NEWSポストセブン

単純計算でも、かなりの金額になります。
さらに、CMや音楽活動の収入も加わるため、推定年収は6,000万円から8,000万円に達していたとされています。
TOKIO全盛期の推定年収 6,000万円~8,000万円
全盛期の頃はバラエティでもCMでもよくTVでTOKIOを見ましたからね。
それにしても、トップクラスになると一気にこんなに稼げるものなんですね。
②事件発覚後(2018年〜2020年)

2018年の事件は、山口達也さんのキャリアだけでなく、経済面にも大打撃を与えることに。
テレビ番組やCMの契約解除に伴う違約金や損害賠償などが次々と直撃しました。
● テレビ番組関連の違約金・損害賠償で2億円以上
● CM・広告関連の違約金で3億~5億円
● 豪邸の売却は3億円のローン付きを5億円で売却
● 入院と治療代は5年間で1800万円以上と報じられた

豪邸を売却した後、家賃100万円のタワーマンションから家賃7万円のワンルームへ引っ越したというこの変化。
テレビ局関係者によると「手元に蓄えがほとんど残っていない」と報じられていました。
当時、山口さんはタレント業のほか不動産などで多額の資産があるといわれていましたが、今は手元に蓄えがほとんど残っていないはず」(テレビ局関係者)
引用元:NEWSポストセブン
この時点で収入は「0」となり、違約金の5億円だけが残ったものと思われます。
事件後の収入は「0」 違約金5億円
③治療期間(2018年〜2023年)

アルコール依存症と双極性障害(躁うつ病)の治療、退院、通院と長期にわたった治療期間中は、山口達也さんの実兄がお世話をしていたといいます。
「事件発覚直後から、お兄さんが付きっきりで山口さんを看病していました。病院を退院した後も、お兄さんが日々の生活や通院を手伝っています。
引用元:NEWSポストセブン
山口達也さんのお兄さんは、現在の株式会社山口達也の会社HPで挨拶文を掲載していますが、山口達也さんのことを「自慢の弟」としてこれまでの様子や決意に触れており、深い兄弟愛を感じました。
この治療期間中は、実兄のサポートと貯金を切り崩して生活していたと思われ、収入源もなかったものと思われます。
貯金切り崩し生活 収入ゼロ
全盛期の華やかな収入から、事件で一気にゼロになり、さらに違約金でマイナスに。
そして現在も治療中としながらも、講演活動で再び収入を得られるようになりました。

ジェットコースターのような人生の中、2024年11月に一般女性との再婚を発表され、現在は奥様にも支えられより一層精力的に講演活動に取り組んでいます。
山口達也さんの人生経験を説くことで、自身も、そして苦しんでいる人にもきっと何かを届け支えになことができるのではないでしょうか。
