犬飼貴丈がサイコパスだった名ドラマ集‼怪演にゾッとする演技力がスゴい‼

『仮面ライダービルド』で主演を務め一躍有名になった俳優・犬飼貴丈(いぬかいあつひろ)さん。

一見、穏やかそうで優しげな雰囲気でも「ぶっ飛んだ言動やエピソードがヤバい」と話題になっていますが、実は「演技力もヤバい」のです!

近年で演じてきた役も心理的に怖い、サイコパス感のある役柄も多くその演技力も実は話題となっています。

この記事では、一見ぽわんとしたイメージの犬飼貴丈さんが演じてきた、ドラマで話題になったサイコパス感のある怖い役に焦点を当て、犬飼貴丈さんの演技力に迫ります!

目次

犬飼貴丈のドラマで見せる怖い役・冷酷なサイコパス感

引用元:犬飼貴丈Instagram
引用元:犬飼貴丈Instagram

犬飼貴丈さんがドラマで演じる怖い役は、「冷徹」で「サイコパス的」な役柄も演じてきました。

ここでは、犬飼貴丈さんの爽やかなイメージとは裏腹のダークな怖さと・サイコパス感が光る2つのドラマをご紹介します。

ヤクザ若頭の感情のない冷酷さがサイコパス

2022年ドラマ『ケイ×ヤク -あぶない相棒-』英獅郎役で出演
2022年ドラマ『ケイ×ヤク -あぶない相棒-』英獅郎役で出演

ドラマ『ケイ×ヤク -あぶない相棒-』の原作は、WEB連載にて1,000万PVを突破の薫原好江による人気マンガです。

2022年1月13日~3月17日まで全10話で、深夜ドラマとして放送されました。

『ケイ×ヤク ーあぶない相棒ー』あらすじ

3年前に未解決のまま終わった「ジョーカー事案」。公安捜査官・一狼(鈴木伸之)は、指定暴力団の若頭・獅郎(犬飼貴丈)を監視する任務に就くが、ある真実を知り、獅郎と“偽りの恋人契約”を結ぶ。2人の秘密捜査はやがて国家を揺るがす事態へと発展していく――。

異例のスピード出世をした指定暴力団の若頭 英獅郎役で出演

このドラマの犬飼貴丈さん扮する獅郎の怖さは、闇の「ファイトクラブ」を操る冷酷さ、死に対して恐怖心がない「ヤクザ若頭の冷ややかな存在感」です。

引用元:モデルプレス
引用元:モデルプレス

犬飼貴丈さんの整った顔立ちと、獅郎の冷酷な一面を表現するクールな演技

無表情で相手を挑発する笑み

感情を読ませない態度

犬飼貴丈さんの優し気なイメージと違う、「新たな怖い一面」がこのドラマで見れたのではないでしょうか。

原作の漫画では、ジャンルがサスペンスながら若干のBL要素があるのですが…

現役総理大臣の愛人⁉の獅郎
現役総理大臣の愛人⁉の獅郎(引用元:ケイ×ヤク ーあぶない相棒ーInstagram)

このドラマでもちゃんと犬飼貴丈さん演じる獅郎が現役総理大臣の愛人のような艶っぽいシーンもあって話題になりましたよね!

共演者の俳優・鈴木伸之さんとの意気がピッタリでした!

不倫夫のゾッとする心理戦がサイコパス

2024年ドラマ『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』で雨宮柊斗役を演じた
2024年ドラマ『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』で雨宮柊斗役を演じた

ドラマ『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』は、2024年8月13日~10月2日の全8話で放送された深夜ドラマ。

ドラマ『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』あらすじ

完璧な結婚生活を送っていたはずの成美(中村ゆりか)は、夫・柊斗(犬飼貴丈)の裏切りに気づき、偽装不倫や離婚工作といった陰謀の存在を知る。裏切られた妻は、完璧に見える夫に対して、巧妙で冷静な“復讐計画”を始動する――。

表面上は愛情深く妻に接しながらも、裏で不倫を重ねる冷徹なクズ男 雨宮柊斗役

このドラマで犬飼貴丈さんが演じる柊斗は、表面上での愛情深さとは裏腹に、裏で同僚の柏木に100万円を渡して妻・成美との不倫を仕組ませ離婚に推し進めようとする冷徹クズ男です。

犬飼貴丈さん自身もこの役を演じるにあたり、「本当にクズというか……どうしようもない男の人だな、と思いました」と語っており、その冷酷さを意識しいたようです。

引用元:ドラマ『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』公式HP
引用元:ドラマ『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』公式HP

冷酷さと計算高さ

妻を陥れようとする冷酷非道な計画性

この妻との壮絶な心理戦を繰り広げる夫・柊斗の冷酷さと計算高さは、まさにサイコパス的な要素を持つキャラクターとして描かれています。

犬飼貴丈さんのこの絶妙なクズさ加減と、裏で腹黒く妻を陥れようとしているその表情にもゾッとしますよね。

犬飼貴丈のドラマでサスペンス感のあるサイコパス

引用元:犬飼貴丈Instagram
引用元:犬飼貴丈Instagram

犬飼貴丈さんがドラマで挑む怖い役には、サスペンスの緊張感の中でのサイコパス的なミステリアスさがある作品もあります。

身近な舞台での心理戦を通じて、視聴者をゾッとさせた2作品をご紹介します!

極限状態での不気味な無表情がサイコパス

2023年ドラマ『なれの果ての僕ら』
2023年ドラマ『なれの果ての僕ら』

週刊少年マガジンで連載された内海八重のマンガ原作、ドラマ『なれの果ての僕ら』は、2023年6月28日~9月13日まで放送された全8話の深夜ドラマです。

ドラマ『なれの果ての僕ら』あらすじ

同窓会のために母校に集まったネズ(井上瑞稀)ら元6年2組の23人は、かつてのクラスメート・夢崎みきお(犬飼貴丈)に監禁される。みきおの目的は、命の危機という極限状態で、人間の「善性」がどれだけ保てるかを試すことだった。復讐、いじめ、裏切り、暴露など、壮絶な予測不能な展開が待っていた。

倫理観を欠いた冷酷な行動に出る 夢崎みきお役で出演

犬飼貴丈さんが演じた夢崎みきおは、同窓会を舞台に極限状態のなか元同級生を監禁して、人間の善性を試し次々と追い詰めていきます。

ドラマ『なれの果ての僕ら』(引用元:Drama&Movie)
ドラマ『なれの果ての僕ら』(引用元:Drama&Movie)

52時間に及ぶ残酷なこの実験の中で、元同級生たちの本性が次第に明らかになっていくというサイコパスホラー。

ここでも犬飼貴丈さんの無表情さや、狂気に満ちた目が緊張感のある演技で、むしろこういう冷酷なクセのあるサイコパスな役が適任すぎるとも思える演技でした!

学校でのミステリアスな怖さがサイコパス

2023年ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』で林結起哉役を演じた
2023年ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』で林結起哉役を演じた

ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』は、2023年7月15日~9月23日まで土曜ドラマ枠で全10話で放送されました。

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』あらすじ

卒業式の日に生徒から突き落とされた高校教師・九条里奈(松岡茉優)が、気がつくと1年前の始業式の日に戻っていたことから始まる。彼女は、自分を殺害した犯人を突き止めるため、30人の生徒たちと真剣に向き合いながら、教育の在り方や人間関係の本質に迫っていく。

表向きは冷静で理知的な教師だが自身の目的のためには手段を選ばない 林結起哉役

理知的なのは表向きだけの教師(引用元:emomiu)

犬飼貴丈さんのが演じた林結起哉は、物語が進行するにつれて、その裏に隠された冷酷さや計算高さが明らかになっていく教師役です。

生徒たちの心理を巧みに操り、自身の意図する方向へと導くような自分の利益を最優先に考える冷徹さを持った人物を演じていますが、この「冷徹さ」を演じるとなぜか不気味でさえある犬飼貴丈さん。

やはり、演技力があるってことですよね!

犬飼貴丈のドラマと映画で炸裂するホラーなサイコパス感

引用元:犬飼貴丈Instagram
引用元:犬飼貴丈Instagram

犬飼貴丈の怖い役は、ドラマだけでなく映画でもサイコパス的な不気味さで観客を魅了します。ホラーとミステリーが交錯する1作品で、彼の新たな一面を発見!

ホラーに染まる村人の不気味さがサイコパス

2024年映画『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』
2024年映画『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』

2024年に公開された映画『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』は、参加者が推理小説の登場人物となり話し合いながら事件の解決を目指す体験型のゲーム「マーダーミステリー」の新ジャンルで、中国のバラエティ番組が発祥なのだとか。

俳優陣にはキャラクター設定と行動指示のみが与えられ、セリフはほぼアドリブでストーリーが展開されます。

映画『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』あらすじ

「一夜のうちに3人の生贄の血を滴らせると死者が蘇生する」という不気味な伝承が残る鬼灯村。その伝承をもとにした奇祭「三つ首祭り」が行われていた夜、村の長である一乗寺家当主が遺体となって発見される。その日、村へと続く一本道で土砂崩れが発生し、警察の到着までにはかなりの時間がかかる状況に。事件発生当時、屋敷にいた8人はそれぞれ秘密を抱えており、全員に殺害の動機があった。俳優陣にはキャラクター設定と行動指示のみが与えられ、セリフはほぼアドリブでストーリーが展開されます。

ホラーとミステリーが交錯する村の住人の一人 六車聡役

鋭い視線と不気味な雰囲気がサイコパス的?な存在です。

『劇場版 マーダー★ミステリー』引用元:公式HP
『劇場版 マーダー★ミステリー』引用元:公式HP

鬼灯村の伝承「三つ首祭り」に関わる8人のうちの一人である六車聡は、村の長である一乗寺家当主の死に関与している可能性がある人物。

他者の感情に無頓着な男として、六車聡の複雑な内面を巧みに犬飼貴丈さんは表現していました。

犬飼貴丈さんがこれまで演じてきた“怖くてサイコパス”な役どころを振り返ると、どの作品でも共通するのは、「表面上は静かで理知的だけどその奥にゾッとする本性を秘めている」という“静かな狂気”の演技が抜群にうまいということです。

引用元:犬飼貴丈Instagram
引用元:犬飼貴丈Instagram

見た目の優し気なぽわんとしたイケメン感から、狂気じみた役どころまで演じられるのはやっぱり犬飼貴丈さんの演技力の高さなのではないかと思います!

これからも、犬飼さんが「どんな怖さのサイコパス」役を演じてくれるのか、楽しみで仕方ありませんね!

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