2025年10月2日、日本サッカー協会(JFA)の影山雅永前技術委員長が、フランスで児童ポルノ閲覧の疑いで逮捕され、有罪判決を受け7日にJFAから契約解除される事態となりました。
サッカー関係者やファンの間で衝撃のニュースとなり、長年にわたり日本サッカー界の発展に尽力してきた影山雅永さんの家族にも注目が集まっています。
この記事では、日本サッカー界の重要ポストだった影山雅永さんの突然の失態からその家族について調査してみました。

影山雅永の家族構成がインタビューで判明

■ 影山雅永(かげやままさなが)
■ 1967年5月23日生/58歳
※2025年現在
■ 福島県いわき市出身
■ 福島県立磐城高校卒業
筑波大学卒業
影山雅永さんは非常にプライベートを大切にする人物で、家族についての詳細情報は一切公開されていません。
FacebookやInstagramなどのSNSアカウントも確認できず、家族を公の場に出すことを避けている様子が伺えます。

影山雅永さんの結婚に関する具体的な情報は、大手メディアでは詳しく報じられていません。
しかし、2025年7月30日のインタビューで「去年、自分の息子は中学3年生」と発言していることから、逆算すると2009年頃には既に結婚していたと推測されます。
去年、自分の息子は中学3年生。部活動でサッカーをやっていて、県大会でベスト16まで進出したので見に行ったんです。
引用元:REALSPORTS
影山雅永の家族構成は妻・息子1人の3人家族

2025年7月30日のREALSPORTSでのインタビューで、影山雅永さんに家族がいることが判明しましたが、わかっている情報をまとめてみましょう。
影山雅永の妻について

■ 氏名・年齢:非公開
■ 出身地:不明
■ 職業:不明
■ 出会いのきっかけ:不明
■ 結婚は2009年頃の可能性あり
結婚していたことは分かりましたが、「妻」に関する情報はやはり、一切公開されてはいませんでした。
影山雅永の息子について

・ 年齢:2024年時点で中学3年生(現在は高校1年生と推測)
・ スポーツ:サッカー部に所属
・ 実績:県大会ベスト16まで進出
先ほどの2025年7月30日のREALSPORTSでのインタビューで、影山雅永さんには息子が1人いることが確認されています。
去年、自分の息子は中学3年生。部活動でサッカーをやっていて、県大会でベスト16まで進出したので見に行ったんです。でも、その試合で負けてしまった時にいろんなことを感じた。親御さんたちは『子どもたちはもう引退だね』という言葉を使って話をしていたんです。もちろんそうかもしれないけど、”引退”というワードはまた違うと僕は思っている。サッカー人生はまだ続くわけであって。」
引用元:REALSPORTS
この発言から、息子さんもサッカーをしており、一定の実力を持っていることが分かりますね。

影山雅永の子供に対する子育ての哲学

影山雅永さんは息子を通して、2024年8月26日のMAMAでのインタビューで子育てに対する考え方も明かしていました。
「指導者だけでなく、保護者も一緒で、”ほっとく”ことは時にとても大事なのです。私にも中3の息子がいますが、成長していく過程で、どうにか彼を助けてあげたいという親心が強くなりすぎてしまうことがあります。でも、寄り添うというのは常にそばにいることではなくて、あえて距離を置くことも必要なんですよね。」
引用元:soccerMAMA
ここからわかる影山雅永さんの教育方針の特徴はこのようになります。
・ 子供の自主性を重視
・ 過度な干渉は避ける
・ 適度な距離感を保つ
・ 「見守る」ことの大切さを理解
さらに、息子のサッカーについても以下のような考えを示しています。
「そこで大事なのはやはり、人からやらされるのでなく、自分から学ぶということですよね。親がうまくなってほしいと願う気持ちは悪いことではないですが、あれこれ教えず、子どもがミスをしたり、様々な状況に直面しながら、自ら学ぶのを待ってあげるべきなのです。」
引用元:soccerMAMA
影山雅永さんの子育てに関するこの哲学は、子供と向き合う上でとても大事なことばかりで息子さんと接する様子も想像できますね。
影山雅永の両親は地元である福島県いわき市にいる可能性も

今回の影山雅永さんの事件を踏まえて、田嶋幸三名誉会長は緊急会見で「大変遺憾なこと。サッカー界として許容できない」と厳しく非難しており、「バカモノとしか言いようがない。日本に帰国して、しっかりと家族と向き合い、専門家による更生プログラムを受けてほしい」との言葉が飛び出しました。
この発言からも、影山雅永さんに家族がいることがわかりますが具体的な家族構成については大手メディアではほとんど触れられていません。
地元いわき市の応援大使を務めていた

影山雅永さんの出身は福島県いわき市出身で、実際にいわき市は“故郷”として深い縁があり、2025年にはいわき市応援大使にも委嘱されています。
委嘱時のコメント
冬でも雪の降らない暖かな気候の中で一年中サッカーをし、いわきの人、まちに育ててもらいました。サッカーは自分で考え表現するスポーツ。いわきの子どもたちがもっと元気になれるよう応援していきます。
引用元:いわき市公式HP
公式な情報は見当たりませんが、いわき市出身で故郷に深い思い入れがあることから、親族も福島県内にいると推測されます。
影山雅永のサッカー界に尽力してきた経歴

影山雅永さんは筑波大学に進学後、同大学蹴球部では井原正巳さんや中山雅史さんらと同期で、Jリーガーとして千葉(市原)、浦和、仙台などで活躍しました。
同大大学院を休学しながら日本サッカーリーグ1部の古河電工(現J2千葉)で現役を続行。1993年のJリーグ開幕後は市原、浦和、仙台で活躍し、96年に現役引退した。
引用元:スポニチ
・ 1990年∼1994年 古川電気工業/フェフユナイテッド市原
・ 1995年 浦和レッドダイヤモンズ
・ 1996年 ブランメル仙台(東北電力サッカー部)
現役引退後は筑波大学大学院に復学し、その後ドイツ留学を経験。
帰国後は指導者として歩み始め、2017年からはU-20日本代表監督を務めるなど、日本サッカー界の若手育成に大きく貢献してきました。
・ 2009年∼2014年 ファジアーノ岡山監督
・ 2017年∼2021年 U-20日本代表監督
・ 2024年∼2025年10月 日本サッカー協会技術委員長
影山雅永さんの家族について確実にわかっていることは、「妻と息子(現在高校1年生と推測)がいる」ということ、福島県いわき市出身であることから「母親など親族がいわき市に在住している可能性がある」ということだけでした。
フランスでの不祥事により、日本サッカー協会の技術委員長としてのキャリアを失った影山雅永さん。
長年日本のサッカー育成に尽力してきた人物の突然の失脚は、サッカー関係者に衝撃を与えました。
今後、影山雅永さんが更生プログラムを受け、家族と再出発できるかが注目されます。


