高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁をめぐり、日中関係が緊張する中、2025年11月17日に中国・北京を訪問した金井正彰さん。
外務省アジア大洋州局長として、重要な外交任務を担う金井正彰さんはどのような人物なのでしょうか?
今回は金井正彰さんの経歴や家族についての情報があるのか詳しく調査しました。


金井正彰アジア大洋州局長の経歴

■ 金井正彰
■ 1968年10月11日生/56歳
※2025年現在
■ 東京都出身
■ 慶應義塾大学経済学部経済学科卒業
■ 外務省アジア大洋州局長
金井正彰さんは1968年10月11日生まれ、東京都出身の外交官です。
現在56歳で、2025年1月から外務省アジア大洋州局長という要職に就いています。
学歴については、慶應義塾大学経済学部経済学科を1992年3月に卒業されています。
大学卒業と同時に外務省I種試験に合格し、1992年4月に外務省へ入省されました。
慶應義塾大学という名門校で経済学を学ばれた後、日本の外交の最前線で活躍を続けてこられた金井正彰さんの経歴は、まさにエリート外交官の道を歩んでこられたといえるでしょう。
東京都出身で名門大学を卒業後、長年にわたり日本の外交を支えてきた金井正彰さんの学歴は、その後の華々しいキャリアの土台となっているようです。

金井正彰アジア大洋州局長の外交官としての輝かしい経歴

金井正彰さんの外交官としての経歴は非常に多岐にわたります。
1992年の外務省入省以降、様々な重要ポストを歴任してこられました。
2006年9月からは在アメリカ合衆国日本国大使館で一等書記官として勤務され、2009年1月には同大使館の参事官に昇進されています。
コヴァチュ大使は、外務省国際文化交流審議官の金井正彰氏が主催されたレセプションにて、国際交流基金@Japanfoundation 理事の鈴木雅之氏や同基金関西国際センターの日本語研修プログラムに参加する各国の外交官や公務員を前に特別ゲストとして挨拶をしました🇷🇸🤝🇯🇵 pic.twitter.com/wtX96mFLfS
— Serbia in Japan (@SRBinJapan) December 9, 2022
アメリカでの勤務経験を経て、2010年8月には大臣官房人事課の首席事務官として本省に戻られました。
その後、2013年7月には中東アフリカ局中東第二課長、2015年10月にはアジア大洋州局北東アジア課長、2018年7月にはアジア大洋州局北東アジア第二課長と、アジア外交の中核を担う部署で活躍されてきました。
未払い問題で懲戒処分を受けたことも
2022年10月31日、🇧🇬マリエタ・アラバジエヴァ大使と金井正彰 🇯🇵#外務省 国際文化交流審議官は2021年度の #ブルガリア と日本との文化・科学・教育・青年とスポーツ・マスメディアの分野における協力についての口上書を交換し、今後の両国の交流拡大について意見交換をしました。😃🎃 pic.twitter.com/CMRdvIMOLX
— Embassy of the Republic of Bulgaria in Japan (@BulgariaInJapan) November 2, 2022
2019年9月には大臣官房人事課長に就任し、外務省の人事を統括する立場となられました。
しかし、この時期に給与システムの不備により職員への超過勤務手当の一部が未払いになっていた問題で戒告処分を受けるという出来事もありました。
その後、2021年7月に大臣官房参事官兼北米局、2022年7月には大臣官房国際文化交流審議官、2024年8月には外務省国際法局長と、重要なポストを歴任されています。
そして2025年1月、金井正彰さんは外務省アジア大洋州局長に就任されました。
日中関係や朝鮮半島情勢など、日本外交の最重要課題を担う部署のトップとして、現在も最前線で活躍されています。

33年以上にわたる外交官人生の中で、金井正彰さんは北米、中東、アジアと幅広い地域を担当し、国際法や文化交流といった分野でも専門性を高めてこられた経歴は、まさに日本外交を支える重要な人材といえるでしょう。

金井正彰アジア大洋州局長の家族・妻・子供についての情報は?

金井正彰さんの家族、特に妻や子供についての情報を調査しましたが、公開されている情報は見つかりませんでした。
外交官という職業柄、プライバシーの保護が非常に重視されており、家族に関する情報は公表されないケースが一般的です。
金井正彰さんについても、ご本人の経歴やキャリアに関する情報は外務省の公式資料やメディアで確認できますが、妻や子供といった家族構成については、公的な情報源では確認できませんでした。
外交官という立場上、海外赴任なども多く、家族のプライバシーを守ることが重要視されているため、今後も家族に関する情報が公開される可能性は低いと考えられます。
【外務省局長が訪中し協議へ】外務省の金井正彰アジア大洋州局長が中国を訪問し、高市早苗総理大臣の台湾有事に関する国会答弁を巡り中国と協議。金井局長は高市総理の答弁について、日本政府の立場を変えるものではないと伝えるほか、中国の大阪総領事のXへの投稿について抗議するものとみられる。 pic.twitter.com/m6V051DqZi
— Mi2 (@mi2_yes) November 17, 2025
アジア大洋州局長に就任してわずか10カ月余りですが、金井正彰さんはこれまでの豊富な外交経験を活かし、困難な局面に立ち向かっておられます。
今後も金井正彰さんの動向からは目が離せません。




