高市早苗の英語でスピーチは話題のASEANで披露した英語力で通じるのか⁈

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女性初の総理大臣となった高市早苗さんが、2025年10月26日にマレーシアで開催されたASEAN首脳会議で英語スピーチを披露し、大きな注目を集めています。

当初日本語で用意していたスピーチを自ら英語で行う判断をしたことで、「高市早苗 英語力」というキーワードがSNSやメディアで話題沸騰中!

果たして彼女の英語力は実際どの程度なのでしょうか?

この記事では、高市早苗さんの「英語力」について調査してみました。

目次

【動画】高井早苗が自ら英語スピーチ・ASEAN外交デビュー!

高市早苗さんの外交デビューとなったASEAN首脳会議では、当初日本語で用意されていたスピーチを、高市早苗さん自身が英語で行うことを決断しました。

約3分間にわたる英語スピーチでは、中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の推進と進化を各国首脳に伝え、笑顔で各国首脳と握手を交わす姿が印象的でした。

この突然の英語スピーチ決断に、メディアやSNSでは賛否両論が巻き起こりました。

「堂々としていて素晴らしい」

「発音が不自然」

「分かりづらい」

という称賛の声と共に、厳しい評価も寄せられています。

高市早苗の英語力の実態を専門家が分析!

引用元:高市早苗Instagram
引用元:高市早苗Instagram

英語発音専門家の分析によると、高市早苗さんの英語力は以下のように評価されています。

読解・ライティング力:大学院生レベル以上

英会話力:そこそこだが、コミュニケーション力が高い

発音:基本ルールの90%をクリア、声が震えていない

特に2023年のIAEA総会でのスピーチが専門家から高く評価されています。

このスピーチでは、論理的で国際会議向きの構成、受動態や名詞化を多用した外交的な表現、”complete, verifiable and irreversible dismantlement”のような三段構成(rule of three)を駆使した説得力のある英語を披露しました。

「complete, verifiable and irreversible dismantlement」や「independent, objective and transparent manner」のような三項列挙(rule of three)も頻繁に使われています。これは国際演説で非常に好まれるレトリックで、メッセージを印象づける効果があります。

引用元:Mentor

ひろゆき討論会で明らかになった「戦略的英語力」

引用元:X
引用元:X

2025年9月の自民党総裁選ネット討論会では、ひろゆき氏の突然の英語質問に対し、高市早苗さんは「Japan is back」とワンフレーズだけを英語で答え、その後は日本語で回答しました。

続いて指名されたのは、高市早苗氏。腹をくくった表情で、「そうですね、私の場合はもうワンフレーズ、“Japan is back”」とキメた後に、日本語のみで回答を続けていました。

引用元:DIAMOND Online

この対応について専門家は「短くても印象に残る発言は戦略的」と評価。

一方、林芳正さんは流暢に英語でスピーチを披露し、ひろゆき氏から「林さん英語でしゃべった方が分かりやすいし、いいこと言ってる」と好評価を受けました。

小泉進次郎さんは「ひろゆきさんの提案にのってはいけない」と苦笑いし、英語での回答を避けました。

【主要候補者の英語力比較】

林芳正氏:ハーバード大学院修了、流暢で自然な会話型の英語

茂木敏充氏:ハーバード大学ケネディスクール修了、重厚な外交官型の英語

高市早苗氏:米国議会フェロー経験、戦略的で実務志向の英語

高市早苗の英語力の源泉は米国議会フェロー経験

引用元:X
引用元:X

高市早苗さんの英語力の基盤となっているのが、若手時代の「米国連邦議会Congressional Fellow(金融・ビジネス)」としての経験です。

経歴詳細

・神戸大学経営学部卒業(慶應義塾大学・早稲田大学にも合格)

・1987年、松下政経塾からアメリカ連邦議会に派遣

・米民主党のパトリシア・シュローダー下院議員の個人事務所で勤務

この期間、高市早苗さんはスピーチ原稿の作成、法案の起草、公聴会の準備などをすべて英語でこなしました。

単なる語学留学ではなく、実際の政治の現場で鍛えられた「実務型英語が彼女の強みとなっています。

IAEA総会での伝説的スピーチで中国に即興で反論

引用元:X
引用元:X

2023年のIAEA年次総会では、中国側の主張に応じて急遽内容を変更し、原稿にない反論を英語で即座に差し込む対応力を見せました。

事前準備を大切にしながらも、必要に応じてアドリブで対応する柔軟さは、実務経験に裏打ちされた自信の表れといえます。

「ネイティブ級」ではなく「実務で結果を出す英語」

結論としては、高市早苗さんの英語力は「ネイティブのような流暢さ」を目指したものではなく、「必要な場面で英語を武器にできる政治家」としての実力と評価できるのではないでしょうか。

高市早苗さんの英語力

・準備されたスピーチは安定感があり国際舞台で通用する

・討論では短いフレーズを戦略的に使う

・米国議会での経験に基づく「実務型英語」

・流暢さよりも「伝える力」を重視

日本語訛りは残るが、文法や構成は正確

高市早苗さんの英語力を巡る議論は、「政治家に英語力はどこまで必要か」という本質的な問いを投げかけています。

国際政治の現場では「どれだけ流暢か」より「相手にどう伝わるか」「信頼関係を築けるか」が重要なのではないでしょうか。

今回のASEAN首脳会議で高市早苗首相が各国首脳と笑顔で握手を交わし、「各国首脳と信頼関係しっかり構築できた」と自信を示したことが、その答えを示唆しているのかもしれませんね。

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