日本初の女性首相となった高市早苗さんの影響力が、ファッション業界にまで進出しています。
首相就任直後から、高市早苗さんが愛用しているバッグやボールペンなどのアイテムが次々と特定され、SNSを中心に「サナエ売れ」「サナ活」という社会現象を巻き起こしているのです。
若者世代を中心に「サナ」の愛称で親しまれ、その愛用品に注文が殺到し、メーカーが異例のお詫びを掲載する事態にまで発展しています。
この記事では、高市早苗さんの愛用バッグを中心に、「サナエ売れ」について調査しました。

高市早苗の濱野バッグはグレース・ディライト・トート
高市総理が持ってるバッグ、濱野皮革工芸のグレース ディライトトート(136,400円)だ❣️✨
— 🪷はっすん🪷 (@pervasivetruth) October 21, 2025
軽井沢で作られているメイドインジャパンブランドで、質が高くて長く使えるから、私もいくつか持ってる🥰https://t.co/RXayv0nTmT https://t.co/6GwmiguTpS pic.twitter.com/ey6Tkjjcty
高市早苗さんが2025年10月21日の初出邸の際に手にしていた黒いレザーバッグが、SNS上で瞬く間に特定されました。
バッグの特定と大反響

その正体は、濱野皮革工藝(東京都渋谷区)の「グレース ディライトトート」(税込13万6400円)です。
首相官邸公式Webサイトの写真からネットユーザーがブランドを特定し、投稿した影響で公式ECサイトに注文が殺到しました。
内閣として好スタートを切る中、高市首相が使用するバッグが国産ブランドだとしてSNSで話題に。ネットユーザーが報道写真からブランドを特定し、投稿した影響で公式ECサイトに注文が殺到
注文殺到で5カ月待ちの異例事態
高市早苗首相バッグが売り切れ注文殺到中で買えないみたい、欲しい✨✨💕
— ⭐︎ななたん (@reiwa0123456) October 24, 2025
ハマノのバッグ pic.twitter.com/qZX70x4eEI
濱野皮革工藝は2025年10月24日、公式Webサイトに異例の【お詫び】を掲載しました。
同社の発表によると、「工場の1カ月分の生産量を直近2日間でご注文頂いている状況」で、ネット1日あたりの受注も約80倍程度に増加したといいます。
「その結果現在3月末の出荷予定となっております。お問い合わせその他対応に、少しお時間を頂く事をお詫び申し上げます」と記載。
引用元:日刊スポーツ
政治家の愛用品が「爆売れ」する珍しいケースとして注目を集めています。
サナエ売れアイテムはボールペンもベストセラー!

サナエ売れはバッグだけではなく、実は他の商品もあるのが驚きです。
三菱鉛筆「ジェットストリーム 4&1」
高市早苗総理が使っているボールペン。ジェットストリームの4色ボールペンとシャーペンが一緒になってるやつかしら。ジェットストリーム愛用している私にとっても、同じものだったら嬉しいなぁ。#高市早苗 #高市総理 #女性初#ジェットストリーム pic.twitter.com/L9MSZu4OEo
— Sawa (@NekopunchSawa10) October 21, 2025
高市早苗さんが会見や公務で使用しているピンク色のボールペンも話題になっているんです。
特定された商品は、三菱鉛筆の「ジェットストリーム 多機能ペン 4&1」のライトピンク(MSXE5-1000-51)でした。
こちらも地味に注文が急増しているのだそうです。
ジュン アシダのスーツ

高市早苗さんが総裁選で着用していた印象的なロイヤルブルーのスーツも注目を集めました。
このスーツは日本を代表するブランド「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」のものなのだそうです。
服飾史家の中野香織さんは、「高市氏は日本人デザイナーの芦田淳氏の服もよく着用している。高市氏は国内ブランドを選ぶことで愛国心や国内産業を支援する意思を示している」と分析しています。
高市早苗の「サナ活」という社会現象

「サナ活」とは、高市早苗首相を「サナ」の愛称で呼び、応援する活動を指すSNS発祥の言葉です。
従来の政治家支持とは異なり、アイドルの「推し活」に近い感覚で、政策だけでなくファッションやメイク、持ち物にまで関心が集まっています。
「サナがどのコスメ使ってるか気になって眠れない」「私もサナの使ってるコスメ知りたい」「サナの使ってるコスメ教えてYouTubeで教えて~~」などと大盛り上がり。
引用元:スポニチ
若い世代や女性層を中心に、これまで政治に強い関心を持っていなかった層が「サナ活」を通じて政治に興味を持ち始めているようです。
女性閣僚に対する「推し活」のようなムーブメントが起こっている。
引用元:スポニチ
サナエ売れを海外メディアも注目

Bloombergh,「Japan’s New Leader Turns Local Luxury Bag Into Viral Sensation(日本の新リーダーが国内高級バッグをバイラルセンセーションに)」という見出しで報じ、海外からも注目を集めています。
女性政治家のファッションが無名ブランドの売り上げを押し上げる現象は世界的にも見られると分析しています。
高市早苗さんの愛用品選びには、いくつかの共通点が見られます。
・日本製品・国内ブランドを積極的に選択
・実用性と品格を両立した堅実な選択
・皇室御用達など、日本の伝統と職人技術を尊重
・高価すぎず、多くの人が手に取りやすい価格帯も選択(ボールペンなど)

「サナエ売れ」現象は、日本初の女性首相誕生という歴史的な出来事と、SNS時代の新しい政治への関わり方が融合して生まれた、2025年を象徴する社会現象と言えるでしょう。
今後も高市早苗さんの一挙手一投足に注目が集まりそうです!

