元WBC世界バンタム級王者の薬師寺保栄さんに、2026年9月16日、名古屋地裁で有罪判決が言い渡されました。
交際相手の女性を養子にするため、当時の妻に無断で養子縁組届を偽造したという内容です。
この「当時の妻」が、いま元嫁と呼ばれている女性です。
2015年に再婚した18歳年下の一般女性で、子供を2人もうけ、薬師寺さんのボクシングジムで経理まで担当していた人だと報じられています。
その元嫁は、自分の名前が書かれた養子縁組届のことを、何も知らされていませんでした。
この記事では、元嫁がどんな人だったのか、離婚までに何があったのか、無断で書き換えられた戸籍がこれからどうなるのかまでを追っていきます。
スポンサーリンク薬師寺保栄の元嫁は誰?結婚歴は2回あった

薬師寺保栄さんの結婚歴は2回あります。
- 1人目の元嫁:1994年ごろに結婚し、2012年に離婚した女性
- 2人目の元嫁:2015年に再婚した18歳年下の一般人女性
今回報道された女性は、「交際相手の女性」となります。
1人目の元嫁・18年間連れ添った結婚生活
薬師寺さんは、1994年ごろに最初の嫁と結婚し、18年間の結婚生活を経て2012年に離婚したと報じられています。
ただし、最初の嫁の氏名や詳しい人物像については、主要メディアで一貫して確認できる情報が少なく、ネット上では「博美さん」などの名前が紹介されていますが、大手メディアの一次報道で裏付けられていないため確かな情報ではありません。
また、この1人目の元嫁との間には1男1女の子供を授かっています。
薬師寺は前妻との間に1男1女をもうけたが、2012年に離婚。
引用元:サンスポ
2人目の元嫁・18歳年下の女性と再婚

薬師寺保栄さんの元嫁は、芸能活動をしていない一般の女性です。
薬師寺さんは2015年2月、18歳年下の一般女性「まきこ」さんと再婚しました。
2015年9月には名古屋市内のホテルで挙式・披露宴を行い、まきこさんは薬師寺さんが経営するボクシングジムのスタッフとして働いていたと報じられています。
2人は共通の友人を通じて知り合い、約2年半交際した後に結婚したとされています。
この「まきこさん」が、今回の養子縁組届において、養母として名前を無断で使われたとされる女性です。
元嫁はジムの経理も担当していた
週刊女性PRIMEは、元嫁が薬師寺さんの経営するボクシングジムで経理を担当していたと報じています。
家庭だけでなく、お金の管理という一番近いところで夫の仕事を支えていたわけです。
そして、のちに戸籍の異変に気づくことになるのも、この2人目の元嫁でした。
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薬師寺保栄と元嫁の離婚までに何があった?2023年春に別居

薬師寺保栄さんと元嫁の夫婦関係が崩れていったのは、2023年ごろのことだと報じられています。
つまり離婚が成立するより2年以上前から、別々に暮らしていたことになります。
その背景として報じられているのが、のちに養子縁組の相手となる女性の存在です。
2人が2018年ごろに薬師寺さんが司会を務めていたローカル番組で知り合い、2023年には元嫁が女性との関係を問題にして、女性側が和解金を支払ったとも報じています。
ここは裁判所が認定した内容ではなく、週刊誌が関係者取材としてまとめたものなので、そのまま事実として受け取らないほうがよさそうです。
そして離婚が成立したのは、別居からおよそ2年半後の2025年10月と報じられています。
この離婚の話し合いが続いている最中に、元嫁の知らないところで戸籍が動いていました。
スポンサーリンク元嫁が知らないうちに交際相手が「娘」になっていた

薬師寺保栄さんが有罪判決を受けたのは、この養子縁組届をめぐる件です。
養母の欄に元嫁の名前が無断で書かれていた
起訴状によると、薬師寺さんと交際相手の女性は2024年11月、養子縁組届の「養母」の署名・押印欄に、当時の嫁の名前を無断で記入して印鑑を押しました。
その届出は名古屋市内の区役所に提出され、翌12月には養子縁組が成立した内容が戸籍に記録されたと報じられています。
戸籍の上では、夫の交際相手が、夫婦2人の子供として並ぶ形になったということです。
元嫁が戸籍を見て気づいた経緯

元嫁がこれに気づいたのは、2025年1月に薬師寺さんが逮捕されたあとのことでした。
周囲から「交際相手の女性が薬師寺姓を名乗っている」という話を聞き、勝手に離婚届を出されたのではないかと考えて、住民票と戸籍を取り寄せたと報じられています。
そこで分かったのが、離婚ではなく養子縁組のほうだったわけです。
女性自身は元嫁への取材をもとに、この経緯をこう見出しに掲げて報じています。
「戸籍を見たら夫の愛人が私の子供に…」
引用元:女性自身
自分の名前で、自分の子供として届けが出されていたと知ったときの感覚は、想像するのが難しいところです。
検察が指摘した「財産を相続させる目的」

ではなぜ、交際相手を養子にする必要があったのでしょうか?
検察側は、薬師寺さんが元嫁との離婚の話し合いがまとまらない中で、交際相手の女性に財産を相続させる目的で養子縁組を企てたと指摘しました。
2026年8月5日の初公判で2人は起訴内容を認め、薬師寺さん自身も、女性に財産を残すためだったという趣旨の説明をしたと報じられています。
相手の女性は、裁判の報道では薬師寺史歩理被告とされ、週刊誌では元レースクイーンだったと紹介されています。
- 2012年…1人目の嫁と離婚
- 2015年 … 18歳年下の女性と再婚(2人目の嫁)
- 2023年春ごろ … 元嫁が別居
- 2024年11月 … 元嫁に無断で養子縁組届を提出
- 2024年12月 … 養子縁組が戸籍に記録される
- 2025年1月 … 薬師寺保栄が傷害容疑で逮捕。元嫁が戸籍を確認して気づく
- 2025年10月 … 離婚が成立
- 2026年9月16日 … 名古屋地裁が有罪判決
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薬師寺保栄が逮捕されたのは元嫁とは別の事件

ここで混同されやすいのが、薬師寺保栄さんの「逮捕」がどの件を指すのかという点です。
薬師寺さんは2025年1月25日の夜、名古屋市中区にある自宅で、知人の20代女性を物干しざおで殴るなどして顔にけがをさせたとして、傷害の疑いでその場で逮捕されました。
当時56歳です。
ここで押さえておきたいのが、けがをした女性は元嫁ではないということ。
報道では「知人の20歳代女性」とされていて、命に別条はないと伝えられています。
なお、この傷害事件がその後どう処理されたのかは公表されていません。
一方、今回有罪判決が出た養子縁組届の件では、薬師寺さんは逮捕されていません。
名古屋地検が2026年5月28日付で在宅起訴し、身柄を拘束しないまま裁判が進みました。
- 養子縁組届の偽造 … 在宅起訴。2026年9月16日に有罪判決
- 2025年1月の傷害事件 … 現行犯逮捕。その後の処分は公表されていない
元嫁の戸籍はどうなる?薬師寺保栄は「訂正する」と説明

薬師寺保栄さんに判決が出たあと、元嫁に残るのは戸籍の問題です。
離婚が成立しても、2024年12月に記録された養子縁組そのものが自動で消えるわけではありません。
この点について薬師寺さんは、戸籍を訂正すると供述したと報じられています。
執行猶予が付いた理由のひとつとして、この供述が挙げられている形です。
ただし、実際に訂正の手続きが済んだのかどうかは、判決を伝えた報道では触れられていません。
判決は懲役1年・執行猶予3年
名古屋地裁は2026年9月16日、薬師寺さんと交際相手の女性に、それぞれ懲役1年・執行猶予3年を言い渡しました。
求刑もそれぞれ懲役1年だったので、求刑どおりの刑期に猶予が付いた形になります。
裁判所は、戸籍の信用や制度を揺るがしかねない行為だと指摘しました。
そのうえで、2人が初公判で起訴内容を認めて反省を示したことなどを踏まえ、執行猶予を付けたと報じられています。
元WBC世界バンタム級王者としての歩みと現在

薬師寺保栄さんは1968年7月22日生まれ、大分県の出身です。
1987年7月にプロデビューし、1991年に日本バンタム級王座、1993年12月にはWBC世界バンタム級王座を獲得しました。
ライバルだった辰吉丈一郎さんらを相手に4度の防衛に成功し、1995年に引退。
プロ戦績は28戦24勝16KO3敗1分で、引退後は名古屋市内でボクシングジムの会長を務めています。
判決は執行猶予付きなので、すぐに刑務所に入るわけではありません。
ただ、元嫁の側から見れば、裁判が終わったあとに残る戸籍の手続きのほうが、ずっと長く続く話となるでしょう。