日本初の女性総理大臣となった高市早苗さんの夫・山本拓さんには前妻との間に3人の連れ子がいることをご存じでしょうか。
高市早苗さんと山本拓さんが結婚したとき、高市早苗さんは初婚だったにもかかわらず、いきなり3人の子どもの義理の母親になるという決断をしました。
今回は山本拓さんの連れ子たちの年齢や、高市早苗さんが育てることになった経緯について詳しくお伝えします。

山本拓の連れ子は前妻との間に3人いる

山本拓さんは、高市早苗さんと結婚する前に最初の結婚歴があり、前妻との間に3人の子どもがいます。
長女の田中涼子さん、長男の山本建さん、そして次女の高山杏子さんの3人です。
このうち長男の山本建さんは現在、福井県議会議員として活躍しており、公的な情報も確認できます。
一方、長女と次女については一般人として生活されているため、詳細な情報は公開されていません。
再婚の山本氏には連れ子が3人おり、初婚の高市氏はいきなり3人の子持ちとなった。
引用元:NEWSポストセブン
長男・山本建さんの年齢と経歴

■ 山本 建(やまもとけん)
■ 1984年2月18日生/41歳
※2025年現在
■ 福井県鯖江市出身
■ 妻・長男・ネコ
3人の連れ子のうち、最も公に活動している長男の山本建さんについては詳細が分かっています。
山本建さんは1984年2月18日生まれで、2025年11月現在で41歳です。
福井県鯖江市出身で、地元の神明小学校、中央中学校、鯖江高校を卒業後、金沢学院大学を卒業しました。
現在は慶應義塾大学の通信課程にも在籍しているそうです。
2019年に福井県議会議員選挙に初当選し、現在2期目を務めています。
父親の山本拓さんと同じく政治の道を歩んでおり、自民党系会派に所属しています。
高市早苗さんが総理に選ばれた際、建さんが取材に応じて「気遣いの人。自分らしく頑張って」と義母にエールを送ったことが報じられました。
建さんは高市氏の人柄や政治スタンスを「裏表がない」と讃え、家族の視点から「自分らしさを出しながら頑張ってほしい」と心のこもった言葉を送った。
引用元:産経新聞
建さん自身の息子もおり、高市早苗さんにとっては義理の孫もいるという関係です。
長女と次女の年齢と現在

長女の田中涼子さんと次女の高山杏子さんについては、一般人として生活されているため公的な年齢情報は明らかにされていません。
ただし、いくつかの情報源によると、両名とも結婚して子どもがおり、高市氏にとっては義理の孫が複数いるとされています。
時事通信の報道でも、長男以外の2人の子どもの存在も確認されています。
山本氏には「元妻との間に子どもが3人おり、長男は福井県議の建氏(41)」
引用元:時事通信
Wikipedia情報によると、山本拓さんは「1男2女の父親。孫が4人いる」とされており、3人の子どもたちがそれぞれ家庭を持ち、孫の存在もあることが分かります。

高市早苗が連れ子を育てることになった経緯

高市早苗さんと山本拓さんが結婚したのは2004年のことでした。
この結婚には興味深いエピソードがあります。
電撃的なプロポーズ

2003年の衆院選で高市早苗さんが落選した後、高市早苗さんの秘書が山本拓さんに雇用されたことがきっかけで2人は知り合いました。
そして事務所の備品を引き取ってもらった際、山本拓さんが「あなたも引き取らせてください」と電撃プロポーズをしたのです。
山本拓さんは「調理師免許を持っているので、一生おいしいものを食べさせる」と電話でプロポーズしたとされています。
04年、落選中の高市氏に「調理師免許を持っているので、一生おいしいものを食べさせる」と電話でプロポーズした。05年の衆院選で高市氏が当選し夫婦で衆院議員となった。料理が苦手な高市氏に「台所は僕の城なので入らないで」と食事を作り続けたという。
引用元:時事通信
交際0日婚から連れ子3人の母親になった

この「交際0日婚」は有名な話となりました。
当時、高市早苗さんは43歳で初婚、一方の山本拓さんは52歳で再婚でした。
高市早苗さんは実子を持たない選択をしていましたが、山本拓さんとの結婚により、いきなり3人の子どもの義理の母親となったのです。

義母・高市早苗と連れ子たちの関係

高市早苗さんと連れ子たちの関係は良好なようです。
特に長男の山本建さんとの関係についてはいくつかの報道があります。
高市早苗さんが建さんの「母親」となったのは建さんが大学生の頃でした。
建さん自身が取材で語ったところによると、「義母とは、幼少期の頃から一緒にいるわけではなく、一緒に生活したことはありません」としながらも、「義母からはいつも気にかけてもらっています。ありがたいです」と感謝の思いを述べています。
高市早苗さんは建さんが初めて県議選に挑戦した際、福井まで応援演説に駆け付けたそうです。
また建さんが総務大臣室で高市早苗さんと面会した際の写真も残っており、家族としての絆を大切にしている様子が伺えます。
高市氏が建さんの〝母親〟となったのは、建さんが大学生のころだった。「義母(高市氏)とは、幼少期の頃から一緒にいるわけではなく、一緒に生活したことはありません。そんな私が県議として活動する際など、これまでいろいろな機会で一緒に仕事をすることがありました」と語った。
引用元:産経新聞
建さんは産経新聞の取材でこのようにエールを送り、義母を「性格に、裏表がない人です。自分の意見ははっきり言うけれども、周りには気遣いのできる人なんです」と評しています。

離婚と再婚を経て今も支え合う家族

実は高市早苗さんと山本拓さんは、2017年に一度離婚しています。
理由は「政治的スタンスの違いが大きい」というものでした。
しかし2021年、高市早苗さんが自民党総裁選に出馬する際、元夫だった山本氏が推薦人になり懸命に票集めをしたことがきっかけで再婚しました。
この再婚によって、高市早苗さんと連れ子たちとの義理の親子関係も復活しました。
家族の絆は法律上の婚姻関係だけでなく、人間性への信頼と尊敬に基づいていることが分かります。
「それがきっかけで復縁したのですから、それほどお互いの人間性に惹かれ合っているのでしょう」
引用元:NEWSポストセブン

高市早苗さんが連れ子を育てることになったきっかけは、山本拓さんからの電撃プロポーズでした。
一度は離婚したものの2021年に再婚し、現在も家族として支え合う関係が続いています。
特に長男の建さんとの関係は良好で、互いに尊敬し合う義理の親子として知られています。
血のつながりではなく、人間性と信頼で結ばれた家族の形がここにあると言えるでしょう。



