佐藤二朗の声明まとめ・声明内容とフジテレビ・事務所の主張を時系列で整理

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「さすがにもう我慢できません」——7月1日、佐藤二朗さんがXでそう明かしたことから、事態は一気に動き出しました。

ハラスメント疑惑を報じた文春オンラインに対し、佐藤さん本人だけでなく、所属事務所、そしてフジテレビまでもがそれぞれ声明を出す異例の展開になっています。

誰が、いつ、どんな内容を発表したのか?そして三者の言い分はどこで食い違っているのか?

7月1日から3日にかけて出された声明を、発表された順にまとめました。

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目次

佐藤二朗の声明内容の時系列

引用元:NEWSポストセブン

7月1日 佐藤二朗と事務所が最初に発表

最初に動いたのは所属事務所のフロム・ファーストプロダクションです。

7月1日、文春オンラインの報道を受けて書面を発表し、記事について事実と異なる内容や一方の主張のみを前提とした部分が含まれているとして、長文で経緯を説明しました。

その内容は到底受け入れることはできません

引用元:Yahoo!ニュース

同じ日、佐藤さん本人もXを更新しています。

さすがに、さすがにもうこれ以上は我慢できません

と書き出し、撮影中に何度も降板を申し出ていたことを明かしました。

もう我慢の限界だから、このドラマを降板させてほしい。そして全ての事実を公にするべき

訴え続けていたとも記しています。

あわせて発表されたコメントでは

フジテレビのスタッフと共演者と共に誠実に芝居を行った事がこのような報道になってしまって大変残念です

ともつづっています。

事務所の声明、本人のX投稿、正式なコメントと、7月1日だけで3つの発信が重なりました。

それだけこの日の動きが慌ただしかったことがうかがえます。

この時点ではまだフジテレビからの声明は出ておらず、佐藤さん側だけが先に動いた形です。

事務所の声明は決して短いものではなく、経緯の説明に多くの文字数が割かれていたのも特徴でした。

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7月2日 フジテレビが声明を発表

引用元:encount

佐藤さんと事務所の声明から1日遅れて、7月2日にフジテレビも声明を出しました。

まず記事掲載について、プライバシー侵害や二次被害のおそれがあるとして掲載中止を強く申し入れていたことを明らかにし、それでも掲載に至ったことを遺憾だとしています。

そのうえで、男性俳優への厳重注意と再発防止の要請を行ったこと自体は事実だと認めました。

ただし、フジテレビが問題視したのは撮影中に顔へ触れた行為そのものではなく、橋本さんが身体接触に制限を抱えることになった経緯を認識したうえで発した「言葉等」だったと説明しています。

つまりフジテレビは、文春が報じた「深刻なハラスメント」という表現をそのまま使わず、あくまで社内規定に基づく厳重注意という位置づけを強調した形です。

声明では「フジ・メディア・ホールディングス グループ人権方針」に沿って対応してきたという説明もありました。

当事者を実名ではなく「男性俳優」「女性俳優」と表記し、関係者への誹謗中傷を控えるようにという呼びかけも行っています。

放送局という立場上、出演者との今後の関係にも影響しかねない発表だけに、慎重に言葉を選んだ様子がうかがえます。

厳重注意という事実は認めつつ、報道側の「深刻なハラスメント」という表現とは距離を置く、バランスを取った内容になっていました。

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7月3日 佐藤二朗が改めてXで否定

事務所とフジテレビ、双方の声明が出そろった後、7月3日に佐藤さんが改めてXを更新しました。

「勿論、偏った記事とは思ってましたが、ここまでとは」

と切り出し、報道内容について

「ステレオタイプの『か弱い若い女性』と『典型的な昭和のパワハラオヤジ』を完全に創作してる」

と踏み込んだ表現で否定しています。さらに

「最大級の『注意』や『警戒』が必要と痛感していた僕が、そんな態度を取れる訳がない」

と自身の当時の心境を説明し、最後に「嘘はやめて下さい」という強い言葉で結びました。

1日の声明が経緯の説明に重点を置いていたのに対し、3日の投稿は報道そのものへの反論色が濃くなっています。

時間が経つほどトーンが強まっているのは、個人的にもっとも気になった点です。

なお、この一連の騒動を受けて、佐藤さんが出演予定だった映画のスピンオフドラマからの降板も伝えられています。

この点については声明の内容とは切り分けて、別の記事で詳しく触れたいと思います。

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事の発端は何だった?

顎に触れたのは演技中のワンシーン

ドラマ「夫婦別姓刑事」の佐藤二朗さんと橋本愛さん
ドラマ「夫婦別姓刑事」の佐藤二朗さんと橋本愛さん

事務所の声明では、騒動の発端についても詳しく説明されています。

今年3月22日、ドラマ「夫婦別姓刑事」の第一話撮影中、演技で橋本愛さんの顎に佐藤さんの手が触れる場面があったとされています。

事務所側の説明によると、橋本さんには過去の舞台出演時にハラスメント被害を受けたトラウマがあり、身体接触に制限があったといいます。

ただしこの事情は、番組側の判断で佐藤さんには事前に共有されていなかったとされています。

クランクインの3カ月前になって、担当プロデューサーから佐藤さんのマネージャーへ伝えられたものの、日常的な演技には支障がないと判断され、佐藤さん本人への共有は見送られたという経緯です。

制限を後から知った佐藤さんは、共演者やスタッフのいる場で

「トラウマがあって夫婦役を演じるなら、先に状況を共有すべきではないか」

という趣旨の発言をしたと事務所は説明しています。

事務所側はこの発言について、佐藤さんの言動がハラスメントにあたるものではないと専門家からの確認を得ているとも述べています。

一方で、橋本さん本人からの直接のコメントはこの時点で公表されておらず、あくまで佐藤さん側の説明にとどまっている点には注意が必要です。

この発言をめぐる受け止め方の違いが、後の「深刻なハラスメント」という報道につながっていきました。

同じ出来事でも「何を問題視するか」という切り取り方次第で、印象は大きく変わってきます。

ここは見方が分かれそうなポイントだと感じます。

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三者の声明で食い違うポイント

引用元:めざましmedia

ここまでの声明を並べてみると、争点が明確になります。

それぞれの争点
  • 文春側:外部弁護士の調査で「深刻なハラスメント」と認定されたと報道
  • 事務所側:ハラスメントに該当する事実は確認されておらず、専門家からも問題ないと説明
  • フジテレビ側:厳重注意は事実だが、問題視したのは接触ではなく「言葉等」だと説明

3者とも起きた事実自体(身体接触と厳重注意)に大きな食い違いはありません。

違いが出ているのは、それを「ハラスメント」と評価するかどうかの部分です。

ネット上では佐藤二朗さんへの擁護の声が優勢で、「創作報道」「事実を明らかにしてほしい」という意見が目立ちます。

一方で橋本愛さん側の心情を気遣う声もあります。

現時点で橋本愛さん本人の直接コメントはなく、三者の評価の溝が今後の焦点となりそうです。

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